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2008年3月 4日 (火)

第34回上方演芸特選会…。

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 2008年3月3日月曜日の午後…、国立文楽劇場3Fにおいてトイレから小ホールへ戻って座席に座りながら、開演時間である13時を待っていた。すると、幕の閉まった舞台の奥から開演を知らせる鳴物が聞こえてきた。幕が上がると間もなく、「笑福亭鉄瓶(しょうふくてい・てっぺい)」さんが舞台の上に準備された座布団に座って、「道具屋」という滑稽な噺を始めた。「道具屋」という噺は江戸落語では与太郎という男が主人公なのに対して、上方では「げんごろう(源五郎?)」という名前だったので、東西の文化の違いをしっかりと感じる事が出来た。

 次は個人的に注目している若手実力派漫才師の「ボルトボルズ」が舞台に出てきた。約15分の上演時間と客層を判断したのだろうか、以前B1角座で見た「おばぁちゃんネタ」の前にプラスアルファという感じだった。正直、「おばあちゃんネタ」は結構、幅広い年齢層でも通用するんだなと思った。

 そして、浪曲師の「真山誠太郎」さんが出てきて、「幡随院長兵衛(ばんずいいんちょうべえ)」物を演じた。浪曲はめっちゃ大昔に早朝のテレビで放送されていたのを見た程度だったが、実際に生で見ると登場人物を巧みに演じ分けたり、絶妙な節回しで歌ったり唸ったりして結構、芸のレベルか高いなぁと思った。

 浪曲をじっくり聞いた後、笑福亭福笑さんがここでは書けないような、かなり破天荒な噺で客席を大爆笑の渦に巻き込んでから、約10分間の中入りへと移行していった。中入りで再びトイレに向かってから席に戻ると間もなく後半が始まった…。

 中入り後はまず「揚野バンリ」さんの曲芸から始まった。曲芸の「洋物」と「和物(太神楽)」の違いや道具の説明をしながら、思わず「お見事!」と叫んでしまいそうな曲芸を見せてくれた。

 そして、トリの前に出てくる「もたれ」という事で、「サムライ勇・朝」両師匠が舞台狭しと「忠臣蔵」の殺陣(たて)を演じてから、見事なまでのボケっぷりと観客イジりで大爆笑を誘っていた。

 最後に、浪曲師の「京山小圓嬢(きょうやま・こえんじょう)」さんが「改心亭(?)」という演目を演じていたが、話の中に登場する人々から「心の大切さ」を教えられたような気がした。その証拠に演目が終わって気がついたらから、たまっていた涙がすぅっと音も無くこぼれ落ちていた…、やれやれ…。

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